【一宮市/高次脳機能障害】障害年金2級に永久認定された事例/受給者の声

受給者の声

ご覧いただきありがとうございます。北名古屋市の白石社労士事務所です☀️

「一通りの家事はできるが、障害年金を受給できるのか分からない」
「家族だけで過去の病歴を整理し主張することが難しい」
「年金事務所や共済組合に相談しても、何を自分で申請して認定される自信がない」
一宮市周辺で、こうした高次脳機能障害による悩みを抱えながら障害年金を検討している方は少なくありません。

今回は、一宮市で高次脳機能障害を患う方が障害年金2級を受給した実際の事例についてご紹介します😊

【一宮市/高次脳機能障害】障害年金2級に認定された事例

ご相談者様の基本情報と相談内容

  • お住まい:愛知県一宮市
  • 年齢性別:60代男性
  • 傷病名:高次脳機能障害
  • 就労状況:無職
  • 初診日:約8年前
  • 請求方法:事後重症請求
  • 相談内容:障害者手帳は3級だが、障害年金を受給できるのか。何をすればよいのか分からない。

ご相談前のお悩み・不安

ご本人は発作や痙攣をきっかけに救急搬送され、その後、複数の医療機関を受診・入院し、手術を受けていました。
その後、一度は職場へ復職されましたが、徐々に仕事や日常生活への支障が大きくなり、最終的には退職されています。
障害年金については、配偶者の方がインターネットで調べていましたが、

  • ある程度家事もできるため、自分が障害年金を受給できるのか分からない
  • 何から手続きをすればよいのか分からない
  • 過去の病院や受診時期が整理できない
  • 必要な書類が分からない

といった状態でした。

また、共済組合の加入者だったため、年金事務所では障害年金について相談することができず、当事務所へお問い合わせいただきました。

さらに、発症から長期間が経過していたこともあり、本人だけでなく配偶者の方も過去の出来事や受診時期を正確に把握することが難しい状況でした。

そのため、当初の聞き取りだけでは、病院へ搬送された時期、入院した時期、復職・休職した時期などの時系列が一致していませんでした。

社労士から見た障害年金申請上のポイント

本件では、大きく2つのポイントがありました。

① 事後重症請求のため、できるだけ早く申請する必要があったこと

本件は、障害認定日による請求ではなく、現在の障害状態を基準として請求する事後重症請求となりました。
事後重症による障害年金は、原則として請求した月の翌月分から支給対象となります。
そのため、申請までに時間がかかるほど、受給開始も遅くなってしまいます。
過去の記憶が曖昧仇たこともあり、必要書類を作成することが難しい状態でしたが、事後重症請求であることを踏まえ、できるだけ早く申請準備を進める必要がありました。

② 「家事はできる」という自覚のまま申請せず、現在の日常生活の制限を詳細に整理したこと

高次脳機能障害では、肢体に大きな障害がなく、自分で動ける場合があります。
今回の相談者も、ある程度自分で行えることがありました。

しかし詳細にお話を伺うと実際には、食事や掃除、洗濯など多くの支障がありました。
「できる・できない」だけで判断するのではなく、適切にできているのか、家族の援助や声かけが必要ではないかという点まで含めて、実際の生活状況を整理することが重要でした。

そのため、具体的な生活状況を丁寧にヒアリングし、現在の生活が実際にどの程度困難な状態にあるのかを整理したうえで、障害年金2級に該当する事情を申請時に具体的に主張しました。

当事務所のサポート内容

医療記録や資料を確認し、病歴や受診歴を整理

まず、本人・配偶者から現在までの経過をヒアリングしました。
しかし、発症から時間が経過していたこともあり、聞き取りだけでは時系列の整理が難しい状況でした。
そこで、傷病手当金に関する資料や医療機関の診断書、診療記録や入院計画書などを確認しながら、発症から現在までの経過を整理しました。
必要な資料についても、その時点で必要となるものを確認し、随時取り寄せていきました。

② 現在の日常生活を詳細にヒアリング

今回、特に時間をかけたのが現在の日常生活の確認です。
「料理をしている」「掃除をしている」といった表面的な情報だけでは、実際の生活能力は判断できません。
本人が自分で動けることが多くても、実際には適切に行えていなかったり、家族による援助や声かけが必要であったりすることがあります。
そのため、本件でも、何ができるのか、何ができないのか、できない場合は誰がどのような援助をしているのかを具体的に確認しました。
現在の日常生活の困難を詳細に整理し、障害年金を認定されるために必要な状況を整理しました。

③ 診断書入手/病歴・就労状況等申立書を作成

上記で確認した「主張したいポイントを整理し」、主治医へ診断書を依頼しました。

加えて、ご本人や配偶者だけで長期間の病歴や生活状況を整理し、申立書として文章にまとめることは困難な状態でした。
そこで、過去の経過を確認しながら、現在に至るまでの病状、就労状況、日常生活上の支障を整理しました。
特に、診断書だけでは伝わりにくい生活上の困難について、申立書で具体的に説明しました。

また、障害年金だけではなく、傷病手当金、失業手当、障害者雇用など、今後の生活や就労に関係する制度についてもご案内しました。
障害年金の申請に加え、年金生活者支援給付金の申請も併せて行いました。

障害年金を申請した結果

複数の病院と連絡し、過去の経緯を一つずつ整理した結果、障害年金2級に永久認定されました🌸

受給年金:障害厚生年金2級
年間受給額:約200万円(+年金生活者支援給付金)
支給開始月:申請日の翌月分から

受給者の声

いくつかの社労士事務所を比較したうえで、当事務所を選んでいただきました。
名古屋駅や一宮駅にある大きな社労士事務所ではなく、個人事務所のほうが自分たちには合っていると感じたことが、ご依頼いただいた理由の一つだったとのことです。

無事に障害年金2級として認定されたことについて、お礼のお言葉を頂戴しました😊

北名古屋障害年金相談室からのコメント

障害年金は「初診日・保険料納付要件・障害認定基準」を満たすことで、受給可能です。そのため、納付要件は満たしていたため、初診日と認定基準が主な争点でした。

本件は、下記がポイントになりました🌱

  • 本人やご家族からの聞き取りだけではなく、医療記録や傷病手当金などの資料を確認し、発症から現在までの経過を整理すること
  • 高次脳機能障害による日常生活上の支障を具体的に整理すること
  • 「自分でできる」だけではなく、適切にできているか、家族の援助や声かけが必要ではないかという視点から生活状況を確認すること
  • 復職していた場合も、勤務日数・業務内容・周囲からの援助などを含め、実際の就労状況を確認すること
  • 「主治医と連携し、実際の日常生活の状況を診断書に反映していただけるようにすること

一宮市で障害年金を相談できる、障害年金に強い社労士事務所は↓をご覧ください😊
一宮市で障害年金を相談できる社労士まとめ

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